2012年 02月 22日
PHOTO REPORT ~ 入道崎の風 ~ 男鹿・秋田 |
2012-02-12
息ができないくらいほどの風というのは滅多に経験できるものではないです。
男鹿半島の北西端にある入道崎は、日本海の荒波を受けた断崖の上になだらかな草原が広がっているため、吹き荒ぶ冬の凍った風はこの岬の上を思う存分あらん限りの勢いで吹き抜けていきます。
数年前から来ている上着のフードをこの時初めて被りました。
草原から海の境目は高さが30メートルもある断崖です。
狂ったような勢いの波が激しく打ち付けます。
崖のへりに立っているのが怖いくらいの、強い風と波の音。
海から吹いてくる北西の風がもし気まぐれに逆になり草原から吹く風になったら踏ん張ることができず絶対に落ちてしまう、それくらいの風でした。
/* ----- 男鹿市 - 秋田 - 2012 - Nikon D700 ----- */
by kidai_y
| 2012-02-22 22:23
| 食べ物:アジア