2012年 04月 06日
PHOTO REPORT ~ 新潟イタリアン ~ 新潟市・新潟 |
「今日はイタリアンにしようか?」
そう言われたら、多分ほとんどの人はパスタやピザに代表される「イタリア料理」が頭に浮かんでくるはずだ。
しかし新潟市民は違うらしい。
新潟にはイタリアンが2種類あるのだ。
1つは一般的な「イタリア料理」を意味するイタリアン。
もう1つは「ファーストフード」のイタリアン。
ファーストフードと言っても、注文してすぐに出てくるピザなどのことではない。イタリアンはイタリアン以外の何物でもなく、イタリアンという食べ物としてのイタリアンだ。
見た目はミートソーススパゲッティのように見えるが、これが一番オーソドックスなイタリアンである。そもそもスパゲッティだったらこれはイタリアンではなくイタリア料理を意味するイタリアン
ということになってしまう。
イタリアンは焼きそばである。太くて柔らかのめ麺とキャベツに甘めのソースを絡めた焼きそばだ。
上にかかっているのはミートソース(のようなトマトソース)と粉チーズ。これが焼きそばをイタリアンたらしめている必要不可欠な要素なのだ。
もう1つ、屋台で出される時のようなプラスチックの器に入れられ、プラスチックのフォークで食べるというのもイタリアン的な要素だと思われる。
お昼時の新潟市内万代橋近くにあるバスターミナル2階の「みかづき」には、1人でイタリアンを食べている女性客が多かった。確かにチーズの香りがする甘めの味付けで、食感も優しい。男性にはやや物足りないくらいの量だが、女性にとっては食べやすいだろう。
イタリアンは新潟市民にとってのソウルフードだと紹介されるくらい有名な食べ物のようであるが、それも分かるような気がした。
ファーストフードと言われる通り、イタリアン・ポテト・ドリンクのセットメニューもある。僕のお勧めはノーマルイタリアンにチーズをトッピングしたものだ。
イタリアン。
ようやく、モノと名前が頭の中で一致するようになった。
新潟市に行かれた時は、一度試してみてはどうだろうか?
新潟名物「イタリアン」のみかづき ホームページ(イタリアンの歴史が詳しく紹介されています)
イタリアン 320円
イタリアン ポテトセット(ポテトS、ドリンクS付き) 500円
「みかづき 万代店」
住所 新潟県新潟市中央区万代4丁目 万代シテイ バスセンター2階
電話 025-241-5928
時間 10:00~20:00
定休 無(要確認)
「みかづき 上越バロー店」
住所 新潟県上越市樋場新町土地区画整理事業地内16街区33外 バロー上越モール内
電話 025-522-5730
時間 10:00〜21:00、9:30〜21:00(日曜)
定休 無(要確認)
※店舗によって若干味に違いがあるように思われます・・・。
・・・お店に貼ってあった看板からの引用・・・
・・・新潟イタリアンとは?
昭和35年の発売以来ずっと新潟市民に親しまれてきた「イタリアン」
自家製のもちもち太麺はうどんのようにも見えますが、れっきとした焼きそば。もやし、キャベツといっしょに特製ソースで炒め、
粉チーズで味付けいたします。そしてその焼きそばの上に、なんと・・・特製トマトソースをかけて、白生姜を添えて「イタリアン」のできあがり。フォークで召し上がっていただきます。
一見「濃い目」の容貌ですが、口にするとトマトの風味とほのかな甘さの漂う「やさしい味」に仕上がっています。他にカレー、ホワイトの定番に季節のソースで常時7種類、どれもおすすめです。
・・・みかづきについて
古くから新潟市随一の歓楽街として知られる古町八番町。
みかづきはそこで生まれた小さな甘味処でした。創業は明治42年。この種の店としては市内では一番古く、芸者さんの出没する場所柄から、半玉さん(芸者さんのたまご)にはことに人気のお店だったようです。
その店の食事メニューとして考案された「イタリアン」。幸いすぐに人気を得ることができたそうで、その後昭和48年に「イタリアン」を主力商品とする「ファーストフードみかづき」一号店がスタートしました。
/* ----- 上越市 - 新潟 - 2012 - Nikon D700 ----- */
♪ 圧倒的なスタイル / Negicco(新潟の御当地アイドル)
そう言われたら、多分ほとんどの人はパスタやピザに代表される「イタリア料理」が頭に浮かんでくるはずだ。
しかし新潟市民は違うらしい。
新潟にはイタリアンが2種類あるのだ。
1つは一般的な「イタリア料理」を意味するイタリアン。
もう1つは「ファーストフード」のイタリアン。
ファーストフードと言っても、注文してすぐに出てくるピザなどのことではない。イタリアンはイタリアン以外の何物でもなく、イタリアンという食べ物としてのイタリアンだ。
2012-2-23_20:12
見た目はミートソーススパゲッティのように見えるが、これが一番オーソドックスなイタリアンである。そもそもスパゲッティだったらこれはイタリアンではなくイタリア料理を意味するイタリアン
ということになってしまう。
イタリアンは焼きそばである。太くて柔らかのめ麺とキャベツに甘めのソースを絡めた焼きそばだ。
上にかかっているのはミートソース(のようなトマトソース)と粉チーズ。これが焼きそばをイタリアンたらしめている必要不可欠な要素なのだ。
もう1つ、屋台で出される時のようなプラスチックの器に入れられ、プラスチックのフォークで食べるというのもイタリアン的な要素だと思われる。
お昼時の新潟市内万代橋近くにあるバスターミナル2階の「みかづき」には、1人でイタリアンを食べている女性客が多かった。確かにチーズの香りがする甘めの味付けで、食感も優しい。男性にはやや物足りないくらいの量だが、女性にとっては食べやすいだろう。
イタリアンは新潟市民にとってのソウルフードだと紹介されるくらい有名な食べ物のようであるが、それも分かるような気がした。
ファーストフードと言われる通り、イタリアン・ポテト・ドリンクのセットメニューもある。僕のお勧めはノーマルイタリアンにチーズをトッピングしたものだ。
イタリアン。
ようやく、モノと名前が頭の中で一致するようになった。
新潟市に行かれた時は、一度試してみてはどうだろうか?
新潟名物「イタリアン」のみかづき ホームページ(イタリアンの歴史が詳しく紹介されています)
イタリアン 320円
イタリアン ポテトセット(ポテトS、ドリンクS付き) 500円
「みかづき 万代店」
住所 新潟県新潟市中央区万代4丁目 万代シテイ バスセンター2階
電話 025-241-5928
時間 10:00~20:00
定休 無(要確認)
「みかづき 上越バロー店」
住所 新潟県上越市樋場新町土地区画整理事業地内16街区33外 バロー上越モール内
電話 025-522-5730
時間 10:00〜21:00、9:30〜21:00(日曜)
定休 無(要確認)
※店舗によって若干味に違いがあるように思われます・・・。
・・・お店に貼ってあった看板からの引用・・・
・・・新潟イタリアンとは?
昭和35年の発売以来ずっと新潟市民に親しまれてきた「イタリアン」
自家製のもちもち太麺はうどんのようにも見えますが、れっきとした焼きそば。もやし、キャベツといっしょに特製ソースで炒め、
粉チーズで味付けいたします。そしてその焼きそばの上に、なんと・・・特製トマトソースをかけて、白生姜を添えて「イタリアン」のできあがり。フォークで召し上がっていただきます。
一見「濃い目」の容貌ですが、口にするとトマトの風味とほのかな甘さの漂う「やさしい味」に仕上がっています。他にカレー、ホワイトの定番に季節のソースで常時7種類、どれもおすすめです。
・・・みかづきについて
古くから新潟市随一の歓楽街として知られる古町八番町。
みかづきはそこで生まれた小さな甘味処でした。創業は明治42年。この種の店としては市内では一番古く、芸者さんの出没する場所柄から、半玉さん(芸者さんのたまご)にはことに人気のお店だったようです。
その店の食事メニューとして考案された「イタリアン」。幸いすぐに人気を得ることができたそうで、その後昭和48年に「イタリアン」を主力商品とする「ファーストフードみかづき」一号店がスタートしました。
/* ----- 上越市 - 新潟 - 2012 - Nikon D700 ----- */
♪ 圧倒的なスタイル / Negicco(新潟の御当地アイドル)
by kidai_y
| 2012-04-06 22:57
| 食べ物:アジア