アジアのカケラ

- Something from around Asia -

タグ:南三陸町 ( 3 ) タグの人気記事

PHOTO REPORT ~ できることを、できる範囲で ~ 南三陸@宮城

d0080957_20371287.jpg
2013-3-4_8:56



 バスの車窓からは見えるのは、初春の陽射しを受けて眩しく光る志津川の海と、土を運ぶ黄色い重機と、白っぽく乾いた更地だった。
 商店が立ち並んでいた通りには「きりこ」で作られた看板が海に向けて立てられている。町の人たちの海へのメッセージだ。
 南三陸町にあるホテル観洋が毎日行なっている語り部バス。50名ほどの乗客は、志津川町の震災語り部が静かに説明する、震災当時の様子や現在の町の状況などに耳を傾けながら窓の外の光景を見つめていた。

d0080957_20371716.jpg

d0080957_20371928.jpg

d0080957_20372134.jpg


「ホテル業に携わる者として、この町を訪れる多くのお客様をおもてなしするのと同時に、今のこの町の様子を見てもらい、知ってもらうことも、私たちができる大切な仕事なのだと思うのです」
 語り部を務める伊藤さんは言った。


 定住人口1人の減少分を補うには、宿泊を伴う国内旅行者は24人分、日帰りでは79人分に相当するという(観光庁による試算)。
 平成21年の南三陸町への日帰り客は約78万人、宿泊者数は約25万人だった。
 南三陸町の震災による犠牲者・行方不明数は789人。

 
 私たちが今、そしてこれからもできることがある。


----------------------------------------------------------------------------------

 「震災を風化させないための語り部バス」(南三陸ホテル観洋が運行)
  
/* ----- 南三陸町志津川 - 宮城 - 2013 - Nikon D700 ----- */


----------------------------------------------------------------------------------

  わたしたちに今できること 2013
   1「2年経って
   2「来てみたよ
   3「できることを、できる範囲で
 
----------------------------------------------------------------------------------

 2011年
  「わたしたちに今できること」(2011年6月) 冊子

----------------------------------------------------------------------------------

 2012年
  「そこでしか感じられないもの

----------------------------------------------------------------------------------



[PR]
by kidai_y | 2013-03-21 20:52 | 写真・東日本大震災

~ 2年前をふまえた、これから ~

d0080957_21214089.jpg
2013-3-4_6:08



  東日本大震災から2年が経ちました。
 
 時間とともにいろいろなことが薄れていくのは仕方ないことだと思います。場所も人もどんどん変わっていっているからです。

 しかし、たとえ我々の記憶からは遠ざかってしまったとしても、「大震災をふまえた」様々なものが生み出され、残っていくはずです。
 
 大切にしていかなければならないと思います。


d0080957_21214616.jpg
志津川湾に登る朝日



/* ----- 南三陸町 - 宮城 - 2013 - Nikon D700 ----- */



[PR]
by kidai_y | 2013-03-11 23:08 | 写真・東日本大震災

アジアのかけら~私たちにいまできること~ 09.2つの言葉

d0080957_16585836.jpg
2011_05_20_18:48



 「がんばってねっていう言葉はあまり好きじゃない」

 その人が言った。
 僕が被災地で会った人にがんばって下さいと声を掛けたと話した後のことだ。
「もちろん言った方にはそういうつもりはないんだろうけど、がんばってって言われると放って置かれているみたいな気分になる。後は自分でなんとかしてね、こっちは関係ないからね、みたいな感じ。あなたに言われなくてもこっちは十分すぎるくらいにがんばってるんだよって腹が立つときもある」

 がんばって欲しいから「がんばってください」という言葉を使ってきたのだが、改めて言われるとそうかもしれないと思った。

 ボランティアさんが言った「がんばって下さいね」という言葉が被災者の方を怒らせてしまった例があるので気をつけて下さいということを後日、あるボランティアセンターで聞いた。
 使う状況や声を掛けられた側の気分次第の部分もあるだろうけれど、自分が何気なく選んだ言葉で相手を傷つけてしまうことがあるのだ。

 被害を被り、不自由な生活を送っている人は、がんばらないと毎日を過ごせない状況なのだ。
 その気持ちや苦労は当事者以外には絶対分からないものなのだ。

「だから私はがんばりましょうと言うようにしている」

 自分だけががんばるのではなく、ましてや相手だけにがんばらせるのではなく、みんなで一緒にがんばって今の状況を乗り越えていきましょう。

 どうってことのない微妙な違いかもしれないけれど、今だからこそその差が大きく感じられる。


d0080957_1659039.jpg
2011_05_20_18:25




/* ----- 南三陸町 - 宮城 - 2011 - Nikon D700 ----- */


[PR]
by kidai_y | 2011-06-21 23:04 | 写真・東日本大震災