2011年 05月 07日
PHOTO REPORT ~ 誰かのために 野蒜・東松島市 ~ |

2011_04_07_14:56
1人が出せる力はほんの僅かで、とても限定された範囲内でしか動くことはできない。
悲しいけれども殆どの人がそうなのだ。
特に自分と比べて相手が圧倒的に大きな場合は、何もできないまま気持ちだけで負けてしまうこともある。
離れたところからやってきたボランティアの方が時々そういう気持ちになるらしい。
当たり前だ。
1人で何ができるというのか。
そもそも1人で何かできると思っていたのか。
1人でできなければみんなでやればいいのだ。
そのために自分以外の他人がいるのだ。
力を合わせて、自分1人ではできないことを一緒にやるために、こんなにたくさんの人がいるのだ。
津波の被害を受けた一軒の家の泥を除去し、水に浸かった家具を運び出す。
家主1人ではとても不可能だから、ボランティアに手伝ってもらう。
手伝うボランティアが体力の有り余る屈強な男性であっても、1人だったらほとんど役には立たない。
しかし、年配の方や若い学生やすぐに腰を悪くする男や、そんなその場の寄せ集めであっても、8人が揃えば半日で作業は終了してしまう。
もっと大きな家だったら、もっと集めればいい。
学校のような建物だったら、もっともっと集めればいい。
相手が小さな町全体だった、もっともっともっと集めればいい。
1人でもできることはある。
1人のためだけに相手の話を聞いて、手を繋いで、傍にいてあげること。
1対1で向かい合うこと。
不特定多数のために、漠然とした何かのために大きな規模で行動することだけが我々のすべきことではない。
誰か自分を必要としている相手がいるのなら、まずはその誰かのためだけに時間を使い、行動することが大切だ。
そうして相手が元気になれば、その人の周りの人にも元気が伝わって、どんどん元気の波が広がっていくのだと思う。
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宮城県東松島市 仙石線野蒜駅付近 2011年4月7日
(つらい写真もありますが、少しでも何かを感じて頂きたいので敢えて本記事に載せました)

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/* ----- 東松島市 - 宮城 - 2011 - Nikon D700 ----- */
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by kidai_y
| 2011-05-07 12:31
| 写真・東日本大震災


