2011年 09月 06日
PHOTO REPORT ~ しばしの休息 ~ 気仙沼港・宮城県気仙沼市 |

2011_08_28_07:03
カツオやサメ(フカヒレ)、サンマなどの水揚げが日本有数の気仙沼港。
2011年8月24日に震災後初めてサンマの水揚げが行われ、港には徐々に活気が戻りつつある。
しかしそれは水揚げが行われたというだけで、今シーズンの漁獲量は以前の2割程度になるということだ。
港湾施設や水産加工場はもちろんのこと大島汽船のフェリー同様気仙沼港の漁船も津波の被害を受け、漁そのものができない状況が続いているからだ。
これは三陸沿岸の他の漁港も同様で、これから寒くなり魚が美味しい時期になっていくのに旬の魚介を食べられないというのは残念なことである。
2011年1月頃、三陸沖を始め日本全国の港ではブリやマグロなどの水揚げが例年に比べて非常に多くなっていた。
数十年ぶりの大漁に湧いた港もあったそうだ。
吉村昭「三陸海岸大津波」には、明治29年、昭和8年など過去に大きな津波を伴う地震が起こった時共通する前兆がいくつかあったと書かれている。
その1つに「例年にないほどの大漁」というのがあった。
今年の1月の大漁後、3月に大地震と津波が発生した。
必ずしも大漁と大地震の間に因果関係があるというわけではないが、世の中には不思議な一致があるものだ。
陸地に打ち上げれられた船は撤去され、気仙沼の港には漁船が係留されている。
その数も随分と減っているそうだ。
しかしきっと来年にはもとの賑やかな港の姿を取り戻していると思う。
魚にとっては今だけの平和な休息の時間だ。

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/* ----- 気仙沼市 - 宮城 - 2011 - Nikon D700 ----- */
by kidai_y
| 2011-09-06 23:57
| 写真・東日本大震災


