2011年 09月 07日
PHOTO REPORT ~ 記憶の残り ~ 大船渡市・岩手県 |

2011_06_15_18:38
これは2か月ほど前に撮影した写真だから、いまはもう変わっているかもしれない。
でも2か月前の写真ということは、少なくとも3か月間はこの状態のままだったということだ。
国道45号線から見える住宅街の脇。
陸の上の船というのはあまりにも不安定に見える。
しかし不思議と重さを感じない。
海の上に浮かんでゆっくりと動いている時の方が重量感があるものだ。
たとえば今も点灯していない信号機は多い。
アスファルトがはがれたままで、舗装されていない道路もまだまだ残っている。
場所やモノには記憶が残る。
自分では忘れたり気にならなくなったとしても、その記憶と結びついたモノを見ると容易に記憶が蘇る。
それらの悲しい記憶かもしれないし、楽しい記憶かもしれないし、場合によっては未来への忠告や伝言になるかもしれない。
残すことが良いとも悪いとも言えない。
ただ、意味ある記憶の残骸にして欲しい。

2011_06_15_18:36

2011_06_15_18:33
/* ----- 大船渡市 - 岩手 - 2011 - Nikon D700 ----- */
by kidai_y
| 2011-09-07 23:05
| 写真・東日本大震災


