2011年 11月 16日
PHOTO REPORT ~ 東北食欲の秋 ~ 多賀城市・宮城県 |
2011_11_13
食欲の秋に東北の美味しいものを。
どれも素材を生かした素朴な料理ばかりだけれど、それが東北の味覚っぽい。
とにかく、お米や水や、果物や魚が美味しいのだ。
それだけでも食べにくる価値はありますよ。
1枚目はボッケ汁。
七ヶ浜町の名物料理で「大復興祭 多賀城市民市・ボッケと収穫祭」のボッケはこれのこと。
ボッケというのは宮城の方言で正式には「ケムシカジカ」といいます。
北海道や岩手、福島ではオコゼとも言われ、体長30~40センチくらいのギョロ目デカ口でトゲのある少々不細工な魚です。
しかし煮るとほろほろとした白身が柔らかく、見た目からは想像できない上品な味になります。
活けしめにした刺身も美味しいそうですよ。
ボッケは七ヶ浜町のキャラクターでもあります。
名前は「ボーちゃん」で、どうもあまり可愛くないですね。もとがケムシカジカですからね。
皆さん口を揃えて「ボッケは美味しいけれどお高いのよね」
栗駒耕英地区は2008年6月14日に発生した岩手宮城内陸地震の被災地です。
宮城県や秋田県、山形でも庄内の方は味噌。醤油より味噌地域の方が広いのに、芋煮というと醤油を思い浮かべる人が多いですね。山形のものが有名だからでしょう。
初めて食べたのは山寺の長い坂道の途中、休憩所のおばさんに呼び止められた時で10年以上前です。
丸いコンニャクを醤油で煮しめて串(割り箸?)に団子のように刺したもの。一串100円。
山形のいたる所で見かけます。スーパーでは生の玉コンも売られています。
食べたらちゃんと燃焼させましょうね。
/* ----- 陸上自衛隊多賀城駐屯地 - 宮城県多賀城市 - 2011 - Nikon D700 ----- */
by kidai_y
| 2011-11-16 22:37
| 写真・東日本大震災