2011年 12月 19日
PHOTO REPORT ~ 12月の日和山公園から ~ 石巻市・宮城県 |

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夕暮れ間近の石巻市日和山公園の展望広場で、年配の女性グループが眼下に広がる町とその向こうの海を見ながら話していた。
聞こえてくる会話から、その人たちは地元に住んでいるわけでも関係者が近くにいるわけでもなさそうだった。
視察という雰囲気でもないし、小旅行の途中に立ち寄ったといった風だった。
日和山公園から海の間にあった町は今は無い。
ほとんど瓦礫が取り除かれ更地のようになった住宅街、津波の勢いに耐えた鉄筋建築物や寺の屋根など、今でも形をとどめている建物がポツリポツリと見える。
向こうの海岸線に沿うように廃棄された車が積み上げられ壁のようになっている。
「立派なお寺があるんだからこの辺にはお家がたくさん建っていたんでしょうね」
そう誰かが言った。
今の状態を初めて見る人には、ここに町があったことをイメージすることは少々難しいかもしれない。
アスファルトがはがれ土ぼこりが舞い、潮が満ちるとすっかり冠水してしまっていた道路も多くがかさ上げされ
舗装されている。
頻繁に行きかっていた自衛隊車両の姿もない。
でも、今の姿から想像することはできる。
あれこれ話し合うこともできる。
運が良ければ地元の方の話を聞けるかもしれない。
実際に見ることは大切だと思うし、今でもいろいろなものを感じることができる。

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/* ----- 石巻 - 宮城 - 2011 - Nikon D700 ----- */
by kidai_y
| 2011-12-19 21:06
| 写真・東日本大震災

