2012年 02月 15日
PHOTO REPORT ~ なまはげ問答・柴灯まつり2012 ~ 男鹿・秋田 |
秋田県男鹿半島名物の「なまはげ」
そのなまはげをメインに据えた男鹿の冬の祭り、「なまはげ柴灯(せど)まつり」が、2012年2月10、11、12日の3日間にわたり行われました。
今日は神楽殿で行われた「なまはげ問答」を紹介します。
「なまはげ問答」とは、大晦日または小正月になはまげさんが家に訪れたときに繰り広げられる、なまはげさんと家の主人、子供などとのやりとりのことです。手順や所作が決まっているのです。ただの子供を脅かす行事ではないんですね。
(なまはげや行事については前回の記事に簡単に説明してあります)

(必ずなまはげさん2体と先立さん(案内役。家に先回りしてなまはげが来てもよい家なのか確認をする)の3人1組で行動する)
先立・主人 :お目出度うごさいます。
主人:寒びどご良ぐ来てけだすな。
先立:山から来るに容易ねがったす。

その家に不幸などがなく、なまはげが探す子供や若い嫁がいれば、なまはげ登場。
家に入る前に外から戸や窓をばんばん叩くのでそれだけで結構怖い。
なまはげ:ウオー、(玄関で七回シコを踏む)

なまはげ:泣ぐ子はいねが。怠け者はいねが。言うごど聞がね子どら(子供等)いねが。
なまはげ:親の面倒みない悪りい嫁いねが。ウオー(家中探しまわる)

主人:なまはげさん、まんず座って酒っこ飲んでくんなんしぇ(下さい)。
(なまはげ、お膳に着く前に5回シコを踏んで座る)

主人・なまはげ:お目出度うごさいます。
主人:なんと、深け雪の中、容易でねがったすべ。今年も来てけで(くれて)えがったすな。
なまはげ:おやづ(親父)、今年の作なんとであった。
主人:お陰でいい作であったすでば。
なまはげ:んだか(そうか)。まだいい作なるよう拝んでいくがらな。
子どら皆まじめ(真面目)に勉強しているが。
主人:おらい(私の家)の子どら、まじめで、親の言うごどよぐ聞ぐいい子だから。

なまはげ:どらどら、本当だが。ナマハゲの台帳みてみるが。
何々テレビばり(ばかり)見で何も勉強さねし、手伝いもさねて書であるど。
(註:なまはげさんはなんでもお見通しなのです・・・。
ここで、なまはげは子供を追っかけ回し始める。蓑とお面のせいで身体が実際よりも大きく見えるし、お面の奥から聞こえる声はやけにくぐもった低い声になるので、本当に怖いです。子供が泣き叫ぶのがとても分かります。実際に見てみないとなまはげの怖さは分かりません・・・。
家に若いお嫁さんがいれば、その普段の行動も厳しくチェックされてしまいます)


なまはげ:親父、子どら言うごど聞がべがったら。手っコ三つただげ。へば(そうすれば)いづでも山がら下りて来るがらな。どれもうひとげり(一回)探してみるが。

(なまはげ、お膳を離れる前に3回シコを踏む)。
ウオー、ウオー。(また家中まわる)
(註:この時、子供がなまはげが怖くて隠れても、主人がなまはげに教えるので必ず見つかってしまうそうです。
(自分で教えたのに)親はそんな子供をなまはげから庇い、親の威厳と優しさを示すそうですよ)

主人:なまはげさん、まんず。この餅こで御免してくんなんしぇ(下さい)。
(註:お餅をもらって大喜びのなまはげさん。餅だけでなく、主人から相当お酒を飲まされるそうです)

なまはげ:おやづ(親父)、子どらのしづけ(躾)がりっと(ちゃんと)して、え(家)の者皆まめ(健康)でれよ。来年まだくるがらな。
(註:こうしてなまはげは帰っていきます)
これは神楽殿で行われた問答です。
普段は真山神社の近くにある古民家を利用した「男鹿真山伝承館」でなまはげ問答を体験することができます。できれば小さなお子さんと一緒に行くか、同じ見学グループに子供がいると楽しいと思います(若い嫁でも可)
隣の「なまはげ館」ではなまはげの歴史や、男鹿地方に伝わる面を付けたなまはげ人形が60体並んでいます。1つ1つ顔が違い、ズラリと並んだ様子は圧巻です。写真撮影は禁止です。
一度でいいからなまはげになってみたい・・・。
(なまはげ問答のやりとりは、男鹿真山伝承館のパンフレットを参考にしています)
◎秋田冬の祭り◎
平成24(2012)年横手かまくらまつり・・・
「かまくらの声」
「かまくらまつり 2012」
「かまくらっこ」
平成24(2012)年なまはげ柴灯まつり・・他の記事は、
「なまはげ問答」
「なまコレ2012 1」
「なまコレ2012 2」
「なまはげ柴灯まつり2012」
「なまはげ誕生秘話(参考)」
「男鹿真山(しんざん)伝承館」---------------
4月~12月
定時 9:00 9:30 10:00 10:30 11:00 11:30
13:30 14:00 14:30 15:00 15:30 16:00 16:30
所要時間 約20分(再現解説、受講)
一般(共通券) 個人:700円(800円)
小・中・高(共通券) 個人:500円(600円)
(共通券は隣のなまはげ館の入場料含む)
1月~3月
毎週土曜日・日曜日及び祝日
定時 9:30 10:30 11:30
13:30 14:30 15:30
所要時間 約20分(再現解説、受講)
一般(共通券) 個人:700円(1000円)
小・中・高(共通券) 個人:500円(700円)
問い合わせ:真山神社社務所 男鹿真山伝承館―日本海域研究所―
秋田県男鹿市北浦真山字水喰沢97
0185-33-3033・2468
男鹿市観光協会
男鹿の観光情報サイト「男鹿なび」
/* ----- 男鹿市 - 秋田 - 2012 - Nikon D700 ----- */
そのなまはげをメインに据えた男鹿の冬の祭り、「なまはげ柴灯(せど)まつり」が、2012年2月10、11、12日の3日間にわたり行われました。
今日は神楽殿で行われた「なまはげ問答」を紹介します。
「なまはげ問答」とは、大晦日または小正月になはまげさんが家に訪れたときに繰り広げられる、なまはげさんと家の主人、子供などとのやりとりのことです。手順や所作が決まっているのです。ただの子供を脅かす行事ではないんですね。
(なまはげや行事については前回の記事に簡単に説明してあります)

2012-02-12
先立:お晩です。なまはげ来たす。(必ずなまはげさん2体と先立さん(案内役。家に先回りしてなまはげが来てもよい家なのか確認をする)の3人1組で行動する)
先立・主人 :お目出度うごさいます。
主人:寒びどご良ぐ来てけだすな。
先立:山から来るに容易ねがったす。

家に入る前に外から戸や窓をばんばん叩くのでそれだけで結構怖い。
なまはげ:ウオー、(玄関で七回シコを踏む)

なまはげ:親の面倒みない悪りい嫁いねが。ウオー(家中探しまわる)

(なまはげ、お膳に着く前に5回シコを踏んで座る)

主人:なんと、深け雪の中、容易でねがったすべ。今年も来てけで(くれて)えがったすな。
なまはげ:おやづ(親父)、今年の作なんとであった。
主人:お陰でいい作であったすでば。
なまはげ:んだか(そうか)。まだいい作なるよう拝んでいくがらな。
子どら皆まじめ(真面目)に勉強しているが。
主人:おらい(私の家)の子どら、まじめで、親の言うごどよぐ聞ぐいい子だから。

何々テレビばり(ばかり)見で何も勉強さねし、手伝いもさねて書であるど。
(註:なまはげさんはなんでもお見通しなのです・・・。
ここで、なまはげは子供を追っかけ回し始める。蓑とお面のせいで身体が実際よりも大きく見えるし、お面の奥から聞こえる声はやけにくぐもった低い声になるので、本当に怖いです。子供が泣き叫ぶのがとても分かります。実際に見てみないとなまはげの怖さは分かりません・・・。
家に若いお嫁さんがいれば、その普段の行動も厳しくチェックされてしまいます)



ウオー、ウオー。(また家中まわる)
(註:この時、子供がなまはげが怖くて隠れても、主人がなまはげに教えるので必ず見つかってしまうそうです。
(自分で教えたのに)親はそんな子供をなまはげから庇い、親の威厳と優しさを示すそうですよ)

(註:お餅をもらって大喜びのなまはげさん。餅だけでなく、主人から相当お酒を飲まされるそうです)

(註:こうしてなまはげは帰っていきます)
これは神楽殿で行われた問答です。
普段は真山神社の近くにある古民家を利用した「男鹿真山伝承館」でなまはげ問答を体験することができます。できれば小さなお子さんと一緒に行くか、同じ見学グループに子供がいると楽しいと思います(若い嫁でも可)
隣の「なまはげ館」ではなまはげの歴史や、男鹿地方に伝わる面を付けたなまはげ人形が60体並んでいます。1つ1つ顔が違い、ズラリと並んだ様子は圧巻です。写真撮影は禁止です。
一度でいいからなまはげになってみたい・・・。
(なまはげ問答のやりとりは、男鹿真山伝承館のパンフレットを参考にしています)
◎秋田冬の祭り◎
平成24(2012)年横手かまくらまつり・・・
「かまくらの声」
「かまくらまつり 2012」
「かまくらっこ」
平成24(2012)年なまはげ柴灯まつり・・他の記事は、
「なまはげ問答」
「なまコレ2012 1」
「なまコレ2012 2」
「なまはげ柴灯まつり2012」
「なまはげ誕生秘話(参考)」
「男鹿真山(しんざん)伝承館」---------------
4月~12月
定時 9:00 9:30 10:00 10:30 11:00 11:30
13:30 14:00 14:30 15:00 15:30 16:00 16:30
所要時間 約20分(再現解説、受講)
一般(共通券) 個人:700円(800円)
小・中・高(共通券) 個人:500円(600円)
(共通券は隣のなまはげ館の入場料含む)
1月~3月
毎週土曜日・日曜日及び祝日
定時 9:30 10:30 11:30
13:30 14:30 15:30
所要時間 約20分(再現解説、受講)
一般(共通券) 個人:700円(1000円)
小・中・高(共通券) 個人:500円(700円)
問い合わせ:真山神社社務所 男鹿真山伝承館―日本海域研究所―
秋田県男鹿市北浦真山字水喰沢97
0185-33-3033・2468
男鹿市観光協会
男鹿の観光情報サイト「男鹿なび」
/* ----- 男鹿市 - 秋田 - 2012 - Nikon D700 ----- */
by kidai_y
| 2012-02-15 22:42
| 写真:日本

