2012年 05月 07日
PHOTO REPORT ~ コイノボリ泳ぐ ~ 広瀬川・仙台 |

2012-4-24_17:05
スキューバダイビングをしている時(10年くらい前の話ですが・・・)。
まるで空を飛んでいるようだと、海の中で感じたことがあります。
海中にいても日の光を感じるような天気の良い日で海の中がとても明るく、水深が深く波も穏やかなので舞い上がる砂もなく、透明度がとても高い。遥か遥か下にぼんやりと海の底が見える。
海面から海底にかけて緩やかにグラデーションしながら徐々に濃さをましていく青色。海面から透けてくる光や水深の変化により微妙に変化しているけれど、上下左右どこを見ても青、青、青。
こういう目標物が何もない状況だと、自分の位置や大きさ、上下感覚を失ってしまいそうになります。
吐いた息が泡になってゆらゆらと上っていくのを見て海面がどこにあるのかを確認します。水深計をチェックしていないと知らない間に深く沈んでいってしまいそうです。
スキューバダイビングは、潜ったり、浮かんだり、沈んだり、泳いだり、漂ったり、流れたり、いろんな感覚を体感できますが、飛んでいる気分になれるのはそう多くありません。空を飛べない我々が、唯一ゆったりと空を飛んでいる気分を味わえる貴重な時間だと思います。
どちらも青い世界の中で、我々はひれを付けて海の中を飛び、コイノボリは風を受けて空を泳ぐ。
ボンベもヒモからも解放されて、もっと自由に動ければいいんですけどね。


(コイノボリが連なっているのは鯉流しというようです)
/* ----- 仙台 - 宮城 - 2012 - Nikon D700 ----- */
by kidai_y
| 2012-05-07 20:23
| 写真・東日本大震災

