2012年 06月 15日
PHOTO REPORT ~ どんぐりパワー ~ 稲村ケ崎@鎌倉 |

2012-5-12_15:30_どんぐり工房のオリジナルハーブティー
「どんぐりを食べるとどもりになる」
子供の頃、親に言われた記憶があります。
親の言いつけを守る素直な子供だったのでどんぐりを食べた事は一度もありません。経験がないので何とも言えませんが、おそらくどもりになることはないはずです。
1、「どんぐりと栗が良く似ているので、小さな子供が間違えて食べてしまわないように」
・・・ブナ科の樹木の果実が一般的に「どんぐり」と呼ばれ、栗もブナ科なので広い意味ではどんぐりに含まれるのですが、どんぐりとは言いません。両者は別のものとして扱われていますが、どんぐりも栗も実際に同じ種類の果実なので(どんぐりのベレー帽のようなものが栗ではイガの部分にあたります)子供が間違えることもあるかもしれません。
2、「なぜ食べていけないかというと、どんぐりをそのままかじると凄まじく苦いから」
・・・縄文時代の遺跡からどんぐりが見つかることがあるように、我々は昔からどんぐりを食用としてきた歴史があります。しかし栗と違って(栗も渋皮は苦いですが)どんぐりの場合はしばらく口がきけなくなるくらい苦いものもあるので、渋抜きをしないと食用には適しません。
この2つの理由から、そういう言い伝えのようなものが作られたのでしょう。
ヨーロッパにも、どんぐりにまつわる言い伝えや言葉がいくつかあるようです。
「大きな樫の木も小さなどんぐりから育つ」
イギリスの詩人ジェフリー・チョーサー(1343?~1400)の言葉です。
一つ一つは小さなことでも努力しながら少しずつ積み重ねていけば、やがて大きな成果となるという意味です。
※樫の木は堅く粘りもあるので建築や造船などの材料として使われてきました。樹高も10mを越えて成長するものもあるようです。
「どんぐりは幸運のお守り」
8世紀頃、スカンジナビア半島に住んでいたバイキング民族にとって樫の木は神聖なものでした。雷除けとされていたそうです。小さなどんぐりから大きくて丈夫な樫の木にまで成長することが、粘り強さと長寿の象徴とされたのです。
「どんぐり恋占い」
1、大きめの器(洗面器やボール)に水を張り、2つのドングリを落とす(できれば2人で落とす)
2、それぞれのどんぐりが浮いてその距離が近いほど、2人は上手くいくことになります。
どんぐりが沈んでしまったら上手くいきません。
これらのどんぐりの力を込めて、ジョンとヨーコは世界各国の大統領や首相に2個のどんぐりの実が入った箱「愛と平和の小包」を送り、平和の象徴として植えるよう訴えたそうです。
コマにして遊ぶとか、どもるとか、そういうことでしかどんぐりを見ていませんでしたが、実はすごい力があるんですね。
「どんぐり工房」は江ノ電稲村ケ崎駅から山の方へ20分ほど歩いた場所にあります。
オリジナルハーブティーやアロマオイルなどが販売されているショップ、その奥にある木工家具工房が中心の、小さなお店です。
ヨガやアロマなどの教室なども開かれていますし、ハーブティーを飲むこともできます。
七里ガ浜発 七ヶ浜復興支援隊の活動で大変お世話になっている秘密基地的な場所でもあります。
かわいい名前だなあと思っていたのですが、「どんぐり工房」にはいろいろな意味が込められているんですね。
「どんぐり工房」
住所 鎌倉市稲村ガ崎5-10-21
電話 0467-31-2767
時間 昼前から夕方頃
定休 水曜日




カウンターも椅子も、オリジナル



/* ----- 鎌倉 - 神奈川 - 2012 - Nikon D700 ----- */
by kidai_y
| 2012-06-15 21:08
| 写真:日本

