2012年 06月 22日
PHOTO REPORT ~ 板そば ~ 高瀬@山形 |

2012-6-16_13:19
「板そば」は、山形(村山地方)独特のそばの食べ方(盛り付け方)です。
まな板状のお盆のような大きな板の上に冷たく締まったおそばが盛られて出てきます。量は多めです。
山形では村人総出で農作業などをした後に、みんなにそばをたっぷり振舞う習慣がありました。大石田そばの「おかずが多くて食べ放題」という食べ方にその名残が見られます。
板そばも、なるべくたくさん食べてもらうために、ざるや器ではなく「板」にそばを乗せるようになったのでしょう。
作業後に村人に振舞われるのがなぜ米ではなくそばだったのかというと、コストが安く、米が不作の時でもそばなら食べさせることができるくらい収穫できたからです。
山形ではそばを米の代わりとして食べなければならないような不作の時代、それ自体ではそれほど美味しくはないそばをどうにかして美味しく食べられるように各家庭で工夫しながら、粉に挽き、そばを打ち、食べてきた歴史があるそうです。
そんなことから、なるべくお腹いっぱいになってもらうために、コシの強い太めのそばが打たれるようになりました。

山形市高瀬地区にある「蕎麦屋たかせ」。
やや白っぽい透明感がある、しっかりした歯ごたえのおそばです。
写真は板そばです。
この他に、塩だれで食べる「清流そば」もあります。普通のそばつゆよりも少々塩気が増したさっぱりとしたつゆで、一つまみ入っている白胡麻の風味がアクセントです。

さくさくのげそ天

お店は山と川に囲まれています。
高瀬地区は山寺(立石寺)に近い山に囲まれた静かな土地で、紅花栽培が盛んです。「おもいでぽろぽろ」というアニメ映画の舞台にもなったそうです。
お店は少々分かりにくい場所にあるのですが、この、点と線で描かれたお顔のお地蔵さんが目印です(笑)
(もちろん、道路脇には幟や看板が出ているので迷うことはありません)



「蕎麦屋たかせ」
住所 : 山形県山形市下東山44-2
電話 : 023-687-2817
時間 : 要問合せ
定休 : 要問合せ
ホームページはこちらから。
主なメニュー・・・
「板そば」 : 750円
「清流そば」 : 650円
「げそ天」 : 350円
/* ----- 山形 - 山形 - 2012 - Nikon D700 ----- */
by kidai_y
| 2012-06-22 22:58
| 食べ物:アジア

