2012年 07月 03日
PHOTO REPORT ~ 御当地キャラ、ゆめちゃんと一本松 ~ 陸前高田@岩手 |

2012-3-8_12:26
岩手県陸前高田市の一本松。
海を背にすらりと立つ印象的な姿は、陸前高田市や岩手県にとどまらず、一時はおよそ16mの津波にも耐えたことから復興を想起させ被災地全体を象徴するシンボルとなっています。
例えば、2012年3月5日から募集を開始している、財務省が発行する「記念金貨・銀貨つき復興応援国債」。
3年間保有した人が貰える硬貨の裏面には「一本松」がデザインされています。3年後に残高1,000万円で金貨1枚、残高100万円で銀貨1枚なので、なかなか手は出ません・・・。

そんな一本松ですが、様々な延命治療が施されましたが残念ながら海水により根が腐り立ち枯れてしまっていて、このままではいずれ倒木してしまう状況です。
陸前高田市は復興を語り継ぐためのモニュメントとして一本松に防腐処理を施し保存することを決めました。現地で保存するのか場所を移すのかは今後検討を行っていくとのことです。
9千万円以上になると予想される防腐処理費用等は、市が「フェイスブック」のページを通じて国内外から資金を募ることになるそうです。フェイスブックを通じて市の特産品も販売し、最終的には100店舗からなるオンラインショップを計画しています。
明確に目的を持ってフェイスブックを利用すれば、口コミで情報が広まるのは早いですし、海外からの資金も集めやすいと思われます。一本松の保存資金を集めるだけではなく、陸前高田市の特産品販売を行うことは行政主導型の市場や販路の開拓ということになります。
自治体による地域経済振興の1つの試みとして、今後が楽しみですね。

さて、陸前高田には「一本松」の他にもう1つ(1人?)キャラクタがいます。
その名は「たかたのゆめちゃん」
シルエットなど大人の雰囲気で表現される一本松とは対照的に、パステルカラーの丸くてかわいいキャラクタです。
陸前高田の未来を担う子供たちの夢や希望を後押しする応援団長として、そして陸前高田復興のシンボルとして誕生しました。特定非営利活動団体 陸前高田市支援連絡協議会 Aid TAKATA が「夢☆キャラプロジェクト」全国から公募したものです。
一本松のシルエットは先ほどの復興国債特典硬貨のほか、陸前高田市内の生産者が販売する商品のパッケージに使用されています。また様々な一本松グッズを市内で製造しています。
「たかたのゆめちゃん」も色々なキャラクタグッズが作られ、販売されています。
シンボルマークやキャラクタによって陸前高田市や被災地の復興がイメージしやすくなれば、時間が経っても他の地域からの注目が集まりやすいですし、全国への情報発信も幅が広がります。
「たかたのゆめちゃん」もこれからがんばって被災地応援キャラクタとしてではなく、「ひこにゃん」や「くまモン」「にしこくん」「ホヤぼーや」のように、陸前高田発の御当地キャラクタとして全国で活躍できるようになってほしいですね。
/* ----- 陸前高田市 - 岩手 - 2012 - Nikon D700 ----- */
by kidai_y
| 2012-07-03 22:13
| 写真・東日本大震災

