2012年 07月 23日
PHOTO REPORT ~ 早く土に触りたいけれど ~ 名取@宮城 |

2012-7-10_17:02
農林水産省が発表した「東日本大震災に伴う被災農地の復旧完了面積(2012年3月11日現在)」
これによると、東日本大震災で被害を受けた12県(青森、岩手、宮城、福島、茨城、千葉、山形、栃木、群馬、埼玉、新潟、長野)の農地面積は24,477haにも及びます。
太平洋側6県だけで24,026ha。
その中でも岩手県、宮城県、福島県の3県だけで90%を占めています。
3県の被災農地面積全体に占める、津波が原因による被害の割合は
岩手県・・・約60.0%
宮城県・・・約98.5%
福島県・・・約92.1%
津波がいかに農地にダメージを与えたのかを示しています。
3月11日時点の調査で復旧が完了したとされる農地面積は、
100%・・・千葉県、山形県、群馬県、埼玉県
90%以上・・・栃木県(98.0%)、青森県(94.4%)、茨城県(90.1%)
60%以上・・・新潟県(73.5%)、長野県(69.5%)
内陸部の県を中心に復旧がかなり進んでいます。
しかし津波による農地被害面積が大きい3県ではほとんど進んでいません。
岩手県・・・22.2%
宮城県・・・33.3%
福島県・・・9.3%
このように被災から1年を過ぎていても、津波で被害を受けたほとんど農地が復旧していないのが現状です。特に放射線被害による立ち入り禁止区域等が存在していている福島県は全く手が付けられていないと言えます。
進捗が遅い原因として、宮城県は除塩作業が進んでいないこと、福島県は立ち入り制限区域があることなどがあります。
農林水産省は、11年8月26日に策定した「農業・農村の復興マスタープラン」に沿っておよそ3年間での復旧完了を目指し、来年の春までに被災面積の65%、14年春までに88%の再開を目標としています。
※この被災農地面積は、軽微な被害も含め主に地割れ・液状化・埋没・土砂流入等によるものなので、放射性物質が検出されたこと等により福島県内で作付制限されている農地は含まれていません。

/* ----- 名取市 - 宮城 - 2012 - Nikon D700 ----- */
by kidai_y
| 2012-07-23 22:28
| 写真・東日本大震災

