2012年 07月 24日
PHOTO REPORT ~ 農地復活大作戦 ~ 七ヶ浜@宮城 |

2012-2-21_14:10
前回紹介したような広範囲にわたる被災農地を復旧させるために、農家の方々はもちろん官民産学様々な団体が現地で活動や支援、援助、研究などを行っています。
宮城県七ヶ浜町ではボランティアセンタが中心となり、「農地復活大作戦」と名付けた活動を町と協力して行っています。
「1、農地表面の瓦礫を拾う」
「2、重機のレーキで掘り起こした瓦礫を拾う」
「3、土を反転耕し土中深くにある瓦礫を拾う」
町内の農地を7区域に区切り以上のような3工程を進めていますが(七ヶ浜ボランティアセンタブログから)、今現在は第1工程の段階なのでまだまだ先は長いようです。
七ヶ浜町内の津波による被災農地面積は176ha。このうち復旧が完了したのは約40%(農林水産省発表)にすぎません。
農地が復旧しないまま時間が過ぎていけば、荒廃により農地としての地力が低下し再開が困難になってしまう他に、農家の高齢化や後継者不足による離農に拍車がかかり、町の環境にも復興にも影響を及ぼしてしまうことになります。
七里ガ浜発 七ヶ浜支援隊による「七七畑プロジェクト」は、仮設住宅の近くに新たに農地を拓いたりプランタを提供して軒先で野菜などを育ててもらうことが現在の活動の中心です。
津波で被害を受けた農地を復活させるというのではなく、今現在もともとの農地が使えないまま仮設住宅で暮らしている方々などに、小さな場所ではあるけれども今までのように農作業を続けてもらいたいという活動でもあります。
七ヶ浜町の農地が復活し、いざ農作業が再開された時のための助走であり、勘や気持を鈍らせないためのトレーニングと言えるかもしれません。
畑作業をすることは生活の息抜きにもなりますし、住民が集まって作業をしたりおしゃべりしたりする時間を作りだします。
七ヶ浜町民と、七里ガ浜地域の住民を中心にした町外の人との交流の場であるとともに、これからの七ヶ浜町の復興に必要な活動なのだと思います。

2012-6-17_15:04
/* ----- 七ヶ浜町 - 宮城 - 2012 - Nikon D700 ----- */
by kidai_y
| 2012-07-24 23:16
| 写真・東日本大震災

