2012年 09月 24日
PHOTO REPORT ~ 女川の秋刀魚 ~ 女川@宮城 |

2012-9-22_16:12
僕の知っている女川町は、震災から2ヶ月が過ぎた2011年5月のものだ。
横倒しになった交番やビルを始め、倒壊した建物や3階建てのビルの屋上に残された乗用車などがそのまま残されていた。
アスファルトが剥がれて砂利になった道路の脇に、道路標識や「ようこそ女川町へ」と書かれた観光看板が横倒しになっていた。

2011-5-25_14:52
多くのものが失われていたはずなのだけれども、僕は以前のこの町の姿を知らないので、どこがどう変わってしまったのかを比較したり、思い出したりすることができなかった。
かろうじて立っている鉄筋コンクリート製の建物が、町の面影をほんの少しだけ伝えてくれていた。
でもそれは、綺麗に身を食べてしまった後に残る頭が付いた秋刀魚の骨から、もとの姿を想像するくらい頼りないものだった。
今は横倒しになった建物3棟の他は、ほとんどが撤去されている。
港の端には漁業施設や保冷庫など新しく立てられたものもあるが、町の中心地は広い地面しかない。
この状態から女川町を知った人は、町の姿を想像するどころか、本当に町があったのかどうかさえ、誰かに言われなければ分からないかもしれない。

2012-9-22_16:56
でも、今から女川を訪れる人は、仮設だけれども充実した商店街で買い物をすることもできれば、美味しいコーヒーを飲むこともできる。
そして女川港で水揚げされた、丸々太って脂がのった秋刀魚定食を食べることもできる。
昨年の5月には想像もできなかったことなのだ。

さんまのお刺身
『活魚ニューこのり』
場所 : 宮城県女川町小乗浜字小乗87-2
電話 : 0225-53-2134
時間 : 11:00~17:00
定休 : 火曜日
ブログはこちら
『希望のかね商店街』
場所 : 宮城県仙台市太白区四郎丸字吹上73-14
電話 : 0225-53-3100
/* ----- 女川町 - 宮城 - 2012 - Nikon D700 ----- */
by kidai_y
| 2012-09-24 21:06
| 写真・東日本大震災

