2008年 01月 10日
重慶大厦 |
僕が抱いていた香港のイメージの1つは九龍城砦だ。
もう1つはかつての香港仔(ホンコンチャイ)に代表される、水上生活者たちの船がひしめく海の光景だ。
行ってみると、全然違っていた。
九龍城砦は10年以上前に取り壊されていて最早存在せず、水上生活者達は海の埋め立てや政府の政策により陸上の高層アパートへ移っていた。それでもどこかこういう混沌とした雰囲気が残っているだろうと思っていたのだが・・・。
どうも僕の香港に対するイメージはえらく時代遅れだったようだった。
確かに、ガイドブックはほとんど読まずに「深夜特急」を読み返してたくらいだからなあ。
「重慶大厦(チョンキンマンション)」もそうだ。
香港の安宿で有名な17階建ての複合マンションは、そら恐ろしいところだと思っていたのだが、地下鉄構内の案内板にも乗っているような普通のビルだった。




商店街になっている1、2階部分は9割りがインド人経営の店が並び、アジア人より多く歩いているアフリカ人たちが客引きをしてはいたが、宿を選べば快適に過ごせる場所だった。なにせNHKの「世界ふれあい街歩き」という番組で紹介されるくらいなのだ。
でも10年前だったら絶対にNHKなんかで放送されないような状態だったんだろうなあ。
それに僕は3階のドラゴンインという少し高いが快適な宿に泊まることができたので他の宿は分からないが、上に行くほど値段とレベルが下がり危険度が増すらしいので注意するに越したことはない。
4箇所ほどあるエレベータの1階のドアの上には中の様子を映し出すモニタが置いてある。エレベータ内での犯罪抑止のためだろうけど、ちょっと面白い。騒がしいインド人も、やはりエレベータの中ではじっとしているんだなあ。そしてどうやって入れたんだよと不思議に思うようなでっかい荷物も出し入れしちゃうんだよなあ。

( 01 / 2008 / HongKong )
by kidai_y
| 2008-01-10 23:59
| 写真:香港

